【2024年2月1日 新規開院】キャップスクリニック千葉ニュータウン中央は、千葉ニュータウン駅前から通える365日年中無休で9時より診療を行っている小児科クリニックです。
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定期予防接種、公費健診は2024年4月1日より開始をさせていただきます。
※2023年度(2024年3月31日以前)は印西市等自治体から発行された予診票、健診票はご使用になれませんのでご注意ください。
任意(自費)予防接種と各種自費健診は開院日2月1日より可能でございます。
任意(自費)予防接種と各種自費健診は各々ご費用が発生致します。
中耳炎の症状
急性中耳炎は、耳の奥にある鼻や口へとつながる「中耳」という部分に細菌やウイルスが入りこみ、炎症が起きたり、「膿」がたまる病気です。風邪をひいたときには、のどや鼻にウイルスや細菌がくっついていて、それらが「耳管」をとおって耳にはいりこみ、炎症を起こして中耳炎になります。
急性中耳炎になると、中耳に膿が溜って腫れることで、ズキズキとした激しい耳の痛みが起きます。また、発熱、耳だれ(耳漏)、耳がつまった感じなどの症状も出ます。赤ちゃんの場合は痛みを正確に訴えることができないため、機嫌が悪くなったり、ぐずったり、しきりに耳を気にして触ることが多くなることがあります。
急性中耳炎の診断は、耳の中にある「鼓膜」の様子から判断します。日中であれば受診していただき、夜中に症状を訴えた場合は、解熱鎮痛剤などで痛みを和らげてあげましょう。
治療
経過観察と場合によっては適切な治療をすることで、ほとんどの場合は完全に治ります。しかし、治療を途中でやめてしまうと、滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)、反復性中耳炎(はんぷくせいちゅうじえん)や慢性中耳炎(まんせいちゅうじえん)に移行してしまうことがあります。
完全に治るまできちんと治療を受け、経過観察することが重要です。
こどもは中耳炎にかかりやすい
こどもの場合は、
- 鼻・口と耳をつなぐ「耳管(じかん)」が太く短い
- 耳からのどまでの傾斜がゆるやか
という2つの特徴があるため、細菌やウイルスが侵入しやすく、中耳炎になりやすいのです。また、全身の抵抗力やのど、鼻の粘膜の抵抗力が未熟なため風邪をひきやすく、その結果、中耳炎にもなりやすいのです。
こどもの中耳炎は小児科、耳鼻科?
お子さまの中耳炎は風邪をきっかけに発症し、症状が発熱や鼻水などと似ているため、判断がつきにくいことがあります。小児科でも中耳炎の診断や治療ができますが、症状が重い場合には専門的な処置が必要となるため、耳鼻科を受診することが必要です。
お子さまが中耳炎の症状を訴えた場合、まずかかりつけの小児科医にご相談ください。中には「風邪で熱が出たと思っていたら、実は中耳炎を起こしていた」というケースもあるため、専門医の診断を受けることが大切です。
また、症状が重かったり中耳炎が慢性化している場合には、耳鼻科を受診いただくことをお勧めします。