キャップスクリニック東品川のHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)予防接種に関するご案内ページです。価格、よくあるご質問、対象となる方などを掲載しています。当院は365日年中無休で診療しているクリニックです。
当院では予防接種・健診のご予約であっても、ご希望がある場合は一緒に診察を受けることができます。皮膚症状や便秘の症状など、ご不安なことがありましたらお気軽に受付にてご相談ください。
シルガード9、ガーダシルは定期接種・キャッチアップ接種の対象です!
シルガード9
HPVの中には子宮頸がんをおこしやすい種類(型)があり、9価ワクチン(シルガード9)は、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです
シルガード9は子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。4価ワクチン(ガーダシル)や2価ワクチン(サーバリックス)より幅広い疾患の予防効果があるとされています。
接種回数・間隔 | 15歳未満の場合 2回目:初回から6ヶ月後(計2回で終了) ※1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。 |
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15歳以上の場合 2回目:初回接種から2ヶ月後 3回目:初回接種から6ヶ月後 合計3回接種で終了 |
ガーダシル
ガーダシルは、子宮頸がんや尖形コンジローマを予防する4価のHPVワクチンです。
2価ワクチン(商品名:サーバリックス)と比べ、より幅広い疾患の予防効果があるとされ、子宮頸がんの原因の50%~70%を防ぎます。
ガーダシルは、定期接種対象者が無料接種できるワクチンです。
接種可能年齢 | 9歳以上 |
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料金 |
▼定期接種対象者 (小学6年生~高校1年相当の女子) 無料 ▼キャッチアップ接種対象者 (1997年~2005年生まれの女性) 無料 ▼男性、公費対象外の方(自費) 16,200円/1回 |
接種回数 | 3回 |
接種間隔 | 2回目は初回接種から2ヶ月後 3回目は初回接種から6か月後 |
HPVワクチンについて
厚生労働省専門部会は『HPVワクチンの積極的推奨を再開する』事を決定しました。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ
~キャッチアップ接種のご案内~
平成9年度生まれ~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日))の女性の中に、通常のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。
まだ接種を受けていない方にあらためてHPVワクチンの接種の機会を提供しています。
次の2つを満たす方が、あらためて接種の機会をご提供する対象となります。
・平成9年度生まれ~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の女性(※1)
・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない(※2)
※1 令和5年4月からは、平成18年度生まれ(誕生日が2006年4月2日~2007年4月1日)の方もキャッチアップ接種の対象になります。また、平成19年度生まれ(誕生日が2007年4月2日~2008年4月1日)の方も、通常の接種対象年齢(小学校6年から高校1年相当)を超えても、令和7(2025)年3月末まで接種できます。
※2 過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子健康手帳や予防接種済証等でご確認ください。
マイページよりご予約ください。
初診の場合でもWeb登録していただければ、ご予約いただけます。
HPV(子宮頸がん)ワクチンとは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に対するワクチンで、特に発がん性の高いウイルス株の16型と18型に対するワクチンです。有効率はとても高く、実際にガンが予防できているデータが発表されています。抗体が作られる有効率は94%で、実際に子宮頸がんを予防しているというデータが出そろってきています。
HPV(子宮頸がん)ワクチンは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に初めて感染することを予防する効果があるので、初めて感染する前に投与する必要があります。既に感染している場合には効果がありません。子宮頸部へウイルスを運ぶのは性交渉だけと考えられます。はじめての性交渉の前に予防接種をうける必要があります。
当院で接種できるHPVワクチンの種類・価格
キャップスクリニックで接種できる子宮頚がんワクチンは定期接種(シルガード9または、ガーダシル、サーバリックス)の3種類です。
回数 | 価格/1回 | 備考 | |
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シルガード9 | 3回 (9歳以上15歳未満は、2回接種も可能) |
27,500円/1回 | キャンセル不可 |
ガーダシル | 3回 | 16,200円 | キャンセル不可 |
サーバリックス | 3回 | 16,200円 | キャンセル不可 |
当院では接種後30分間院内にて安静に待機していただき、体調に変化がないか適宜看護師が確認します。
サーバリックスもガーダシルも、子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス16型18型を予防します。ガーダシルはそれに加え、尖圭コンジローマの原因である6型11型も予防します。子宮頸がんの予防効果に違いはありません。
シルガード9(9価)の接種間隔
- 15歳未満の場合
1回目を打ってから6ヶ月以上あけて2回目
※1回目と2回目の接種は少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。 - 15歳未満の場合
1回目を打ってから2ヶ月後、3回目は1回目を打ってから6ヶ月後。
サーバリックス(2価)の接種間隔
1回目を打ってから1か月以上あけて2回目、1回目から5か月以上、かつ2回目から2か月以上あけて3回目を接種します。標準は1回目から1か月以上あけて2回目、1回目から6か月以上あけて3回目をうちます。
- 1回目
- 2回目(1回目の接種から1か月以上)
- 3回目(1回目の接種から6か月以上)
ガーダシル(4価)の接種間隔
1回目を打ってから1か月以上あけて2回目、2回目から3か月以上あけて3回目を接種します。標準は1回目から2か月以上あけて2回目、1回目から6か月以上あけて3回目をうちます。
- 1回目
- 2回目(1回目の接種から2か月以上)
- 3回目(1回目の接種から6か月以上)
HPV(子宮頸がん)ワクチンの対象者
9歳以上の女性
定期接種で公費で受けられるのは小学6年生~高校1年生の女性
いずれも3回の接種が必要で、全ての接種を終えるまでに約6ヶ月かかります。
ガーダシルは男性の接種も可能(9歳以上)
世界では当たり前となっている国が多い男性の接種。2020年12月、日本でも厚労省がHPV4価ワクチン(ガーダシル)の適応に男性を追加する方針を発表。男性に対して助成はなく全額自費となります
予診票
HPV(子宮頸がん)ワクチンの定期接種(公費助成)については、各自治体が配布する予診票が必要となります。予診票をお求めの方は、お住まいの地域の自治体にご確認をお願いいたします。