一般診察

胃腸炎

胃腸炎の症状、原因、治療

キャップスクリニック武蔵小山の胃腸炎に関するご案内です。価格、よくあるご質問、対象となる方などを掲載しています。当院は365日年中無休で診療しているクリニックです。
予防接種・健診のご予約であっても、ご希望であれば診察も一緒にお受けいただけますので、クリニックスタッフにご相談ください。

胃腸炎って何?

ウイルス性胃腸炎はお腹の風邪とよく表現されます。

感染性の胃腸炎の中には細菌性のものとウイルス性のものがあります。冬に流行する胃腸炎はほとんどがウイルス性です。 原因となるウイルスには、「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「アデノウイルス」など様々な種類がありますが、基本的にどのようなウイルス性胃腸炎でも治療法は同じです。

特にノロウイルスによる食中毒は冬に発生のピークを迎えます。感染力がとても強いことが特徴で、どの年齢層にも感染が拡大します。

胃腸炎ってどんな症状?

主な症状は吐き気・嘔吐・下痢・腹痛などがあり、軽度の発熱を伴う場合もあります。嘔吐または下痢のみの場合や、嘔吐の後に下痢がみられる場合と様々で、症状の程度にも個人差があります。

通常、これらの症状が1~2日ほど続いた後、治癒します。

治療について

ウイルスによる胃腸炎には基本的に特効薬はありません。脱水を予防したり、対症療法で体力の低下を防いだりして体力の回復を助ける治療を行います。

乳幼児や高齢者は脱水症状を生じる可能性が高くなります。嘔吐や下痢のときは腸の動きが悪く吸収が悪い状態になっているので、焦らず時間をかけてゆっくり水分補給をしてください。

感染経路と予防策

ウイルスに汚染された食品を食べたり、嘔吐物や排泄物の処理の時などに手に付着した病原体が口に入ってしまうなど、様々なルートがあります。

ご家庭で胃腸炎を広げないポイント

突然お子さまが吐いてしまった時、落ち着いて片付けるのはなかなか難しいですよね。負担にならない範囲で、できることから取り入れてみてください。

①手洗い

石鹸と流水を使い、30秒を目安に手洗いをしましょう。特におむつ交換後や嘔吐物を片付けた時は必ず手洗いをしましょう。

②換気

換気のポイントは風の通り道を作ることです。空気の出入り口が対角線となるよう2ヶ所以上の窓を開けると風の通り道ができて効率よく換気ができます。

③嘔吐物・便の片付け方

直接触らない、吸い込まないために、可能であれば使い捨て手袋・マスクを着用して片付けてください。片付けた後の汚物類はビニール袋の口を閉じて処分します。

④汚れた衣類の洗濯方法

他の衣類とは分けて個別に洗うことがおすすめです。嘔吐物や便を取り除き、塩素系漂白剤に30−60分間浸します。塩素系漂白剤使用時は、色落ちに注意するとともに、お子さまの手が届かないように注意が必要です。

PAGE TOP