アレルギー性疾患
キャップスクリニック東雲は、有明 豊洲から通える365日年中無休で9時より診療を行っている小児科クリニックです。
- アクセスはこちら
アトピー性皮膚炎の症状
アトピー性皮膚炎とは、「アレルギー体質の人に生じた慢性のかゆい湿疹」で、症状は以下のようなものです。
- かゆみがある
- 皮膚が赤くなり、ジクジクとしたぶつぶつができ、皮がむけたり、かさぶたになったりする
- 長期的に見ると皮膚が厚く硬くなったり、硬いしこり(痒疹:ようしん)ができる
- ドライスキン、乾燥肌が目立つ慢性に経過する疾患で、乳児では2か月以上、その他では6か月以上継続する
- おでこ、目のまわり、口のまわり、くび・肘・膝・手首などの間接周辺、背中やお腹などに出やすく、左右対称に出る
- 乳児期は頭、顔に始まり、お腹、背中、四肢に拡大していき、思春期、成人期以上になると上半身(顔、首、胸、背)に発疹が強い傾向あり
診断、治療
正しい診断、重症度の評価をしたうえで、
- 原因、悪化因子の検索と対策
- スキンケア(異常な皮膚機能の補正)
- 薬物療法
がアトピー性皮膚炎の治療の基本となります。
アトピー性皮膚炎は慢性の病気で体質までは治らないこと、根治は困難でもコントロールは比較的容易です。日常生活を送る上で薬を使いながらうまく病気と共存することで、そんなに困難な病気ではないのだと発想を転換することがアトピー性皮膚炎と向かい合うために必要です。
うまくアトピー性皮膚炎をコントロールし、長期に皮膚のケアをしていくことがとても重要です。