キャップスクリニック柏の葉は、柏の葉から通える365日年中無休で9時より診療を行っている小児科クリニックです。
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髄膜炎菌ワクチンとは?
- 髄膜炎菌ワクチンは侵襲性髄膜炎菌感染症を予防するためのワクチンです。
2歳未満の小児、および56歳以上の成人、妊娠中、授乳中の接種に関する安全性・有効性は確立されていません。 - 髄膜炎菌感染症の発症年齢は0歳代と15~19歳が多く、学校やクラブ活動での流行もあります。学校保健安全法の「学校で予防すべき感染症」の一つに定められています。
- 米国では、感染リスクが高い10代後半から20代の感染予防のために、11~12歳で定期接種となっています。
※当院では接種後30分間院内にて安静に待機していただき、体調に変化がないか確認させていただきます。お時間に余裕をもってお越しください。
侵襲性髄膜炎菌感染症、どんな病気?
せきや鼻水によってうつり、髄膜炎菌が鼻、のど、気管の粘膜などに感染します。そこから血液や髄液に菌が侵入して、菌血症や敗血症、細菌性髄膜炎などの病気を引き起こします。血液や髄液のように本来細菌がいない場所から髄膜炎菌が見つかる感染症を侵襲性髄膜炎菌感染症と言います。
初期症状は、発熱、頭痛、嘔吐など、風邪の症状に似ているため、早期診断がとても難しい病気です。症状が急激に進行することが特徴で、意識障害、ショック、全身性出血のために死亡することもあります。発症後、2日以内に5~10%が死亡すると言われています。また、回復した場合も難聴、神経障害、手足の切断などの後遺症が残るケースもあります。
日本での発生報告はわずかですが、2011年に学校内で死亡例を含む髄膜炎菌感染症の集団発生が起こったことから、2012年4月に学校において予防すべき感染症に追加されました。
接種をおすすめする方
学生寮や部活動などで集団生活をされる10代の方、海外留学をされる方(海外の学校から髄膜炎菌ワクチンの接種証明を求められるケースもあります)、中東や髄膜炎菌感染症の流行地(アフリカ中部)へ旅行される方などへ接種をお勧めします。
日本国内で承認されている髄膜炎菌ワクチンはメンクアッドフィ筋注という製品です。
(※メナクトラ筋注は生産中止となり、後継品がメンクアッドフィ筋注となります)
不活化ワクチンで接種回数は1回です。
髄膜炎菌ワクチンの価格
接種回数 | 価格/1回 |
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1回 | 23,000円 |
※ご予約後のキャンセル不可
予防接種時のお持ち物
診察券 | 初めての方は、当日お渡しいたします。 |
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母子手帳 | お持ちでないと接種できない場合がございます。 |
保険証、医療証 | 自治体助成や健康保険組合の費用補助利用の方は必ずご持参ください。 |
お薬手帳 | |
予診票 | 予診票は必要ありません。 |
委任状 | 中学生以下のお子さまの接種時、保護者の方以外が同伴される場合に必要です。 - 定期予防接種:お住まいの自治体HP、もしくは自治体に直接お問い合わせください。 - 任意予防接種:こちらの委任状(任意予防接種)をダウンロードしてご記入ください。 |
未成年者の単独接種に関する同意書 | 高校生以上18歳未満のお子さまが、ご同伴なく単独で予防接種される場合に必要です。 ※自治体の助成等を利用される場合には、専用の同意書の有無をご確認ください。 |
【ご注意】
※1週間以内に37.5度以上の発熱があった場合、接種を見合わせる場合がございます。
未成年者の接種について
受益者同意の原則と安全性への配慮から、以下対応とさせていただいております。
中学生以下:母子手帳をご持参のうえ、保護者さまがご同伴ください
未成年者の予防接種は、原則保護者さま(予防接種法において、親権を行う者または後見人)のご同伴が必要です。保護者さま以外が同伴される場合は、必ず「委任状」をご記入のうえご持参ください。委任状がない場合や、保護者さま以外が記入された委任状の場合は、接種をお受けする事ができませんのでご注意ください。
- 定期予防接種:お住まいの自治体HP、もしくは自治体に直接お問い合わせください。
- 任意予防接種:こちらの委任状(任意予防接種)をダウンロードしてご記入ください。