アタマジラミに感染したら?

アタマジラミって何?

シラミとは?​

人に寄生するシラミには、アタマジラミ、ケジラミ、コロモジラミの3種類があり、子供たちの間で集団発生するのがアタマジラミです。​シラミは、毛と毛が直接接触してこすれあった時にうつります。お子さん同士で頭をくっつけあって遊ぶことが多いので、感染率が高くなっています。

お子さんにアタマジラミがいると、布団や枕の共有、脱衣かごを共用したり、バスタオルを他の人と使いまわし、ヘアブラシ等の共同使用によって家族に感染します。

アタマジラミ

アタマジラミは、人の頭髪にだけ寄生して、吸血をすることにより、頭皮のひどいかゆみや湿疹などを生じさせる寄生虫症です。成虫は2~4ミリ大で灰色か黒灰色をしており,脚で頭髪にしがみついて動き回ります。成虫・幼虫どちらも吸血します。

卵は0.5ミリ大で白色で、1週間から10日で孵化します。頭髪の片側にしっかりと付着しており、引っ張ったぐらいでははがれません。成虫・幼虫ともに、頭皮から吸血をして生存しているので、頭髪を離れ,吸血をしないと約3日間で死んでしまいます。

​アタマジラミからウイルス感染症などの病気がうつることはありませんが、ひどいかゆみを起こしてかきむしることにより、とびひ(伝染性膿痂疹)を起こすことがあります。

どうやって感染するの?

​感染の原因

「不潔だから感染した」と言われることがありますが、決してそういうわけではありません。毎日洗髪し、頭皮をきれいにしていても、アタマジラミに感染します。

アタマジラミに感染している人の頭が、別の人の頭と接触したり、感染している人の身の回りの物(寝具・帽子・タオル・ブラシなど)を共用することなどで、直接、アタマジラミが別の人の頭に移動することで感染します。

アタマジラミの診断方法

髪の毛に付着している成虫をみつけることで診断に至ります。成虫は2~4ミリ大で灰色か黒灰色ですが、俊敏に動きまわっており、虫の数が少ないと見つけることは困難なことがあります。卵は頭髪の片側にしっかりと付着しており、耳の周囲から襟足にかけて多く付着しています。卵は0.5ミリ大で白色で、引っ張っても簡単にはとることができません。

髪の毛に白く付着しているものは、卵のほかにふけであったり、毛根部の皮膚がリング状に抜けたヘアーキャストなどがありますが、これらは簡単に除去することができる点で、卵と見分けることができます。

ご自宅でしっかり成虫をみつけることができれば、小児科や皮膚科に受診する必要はありません。シラミ駆除は家庭でできますし、シラミ駆除薬品は市販のお薬しかないからです。

成虫が見つからず、卵かどうかわからないときは、皮膚科の先生にお願いして、実際に卵を顕微鏡で見て確定診断をすることもあります。

アタマジラミをみつけたら?

アタマジラミを見つけたとしても、必ずしもシラミ駆除医薬品を使用する必要はありません。以下の方法で対応することができます。

対処法① 毎日洗髪をする

洗髪をしっかりすることで、アタマジラミの成虫や幼虫は洗い流すことができます。卵は髪の毛にしっかりくっついているので洗髪で除去はできませんが、1週間ぐらいで孵化しますので、洗髪を毎日行うことですべて洗い流すことができます。

ただし、お子さんに洗髪を任せると不十分になりがちなので、しっかりと大人が洗ってあげるようにしましょう。​

対処法② 毎日梳き櫛で髪をとく

梳き櫛をすることで、成虫、幼虫以外に卵を取り除くことができます。梳き櫛が手に入らない場合はできるだけ目の細かい櫛を使っていただくとよいですが、除去効率は梳き櫛より劣ります。

梳でとく際に、成虫が周囲に飛び散らないように準備をしましょう。お子さんにレインコートを着せ、ビニールシートを床に敷き、その上に座らせて行うと後片付けがしやすいです。洗面桶に水をはり、櫛を濡らし、髪の毛を小分けにして、根元から先端まで丁寧にとかします。

一回とく毎に櫛に成虫がついていないかを確認し、ついている場合は櫛を桶で洗います。同じ場所を2~3回は櫛でとくとよいでしょう。髪をすべてとかし終わったら、ビニールシートの上でコートを脱がせ、服をはけで払い、最後にシートの上、床に掃除機をかけて終了です。

少し大変ですが、これを10日間続けましょう。​

対処法③ 身の回りの物を共用しない

周りに移さないようにするために、クシ・タオル・帽子・マフラー・衣類・寝具などは専用のものとし、共用は避けるようにしましょう。衣類には成虫がついていることがありますので、一度使用した衣類はビニール袋などにいれ、家族の方と衣類とわけておくようにしましょう。

また、寄生されている人は寝具、衣類、タオルなどに、成虫が付着している可能性がありますので、一度使用したものは、再度使用せず取り換えるようにしてください。洗えるものは毎日洗うようにし、洗えないものは外でしっかりハケをかけると効果的です。​

対処法④ シラミ駆除医薬品を使う

シラミ対策製品はいくつかのものが販売されていますが、現在、シラミ駆除薬として唯一認められているのがスミスリンシャンプーになります。

スミスリンは幼虫と成虫を駆除するので、10日間程度使用すれば、すべて駆除することができます。ただし、最近スミスリンの効果がないタイプのシラミが報告されており、必ずしも除去できるわけではありません。

以上、ご紹介した基本的な対策を徹底することが大切です。

キャップスクリニック4つの特長

①365年中無休で朝9時~夜21時まで診療(一部拠点除く)

キャップスクリニックでは、「標準的な治療」を365日受けることができる「治療提供拠点」を維持し、普及することに努めています。

日々お忙しい中でも安心してご受診いただけるよう、朝9時~21時まで開院しております(一部クリニックを除く)。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆なども休まず診療しておりますので、いつでもご来院ください。

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②ご家族の皆様もご一緒に!

小児科でも、お子さまとご一緒にご家族の皆様も診察・予防接種等をお受けいただけます(受診される方全員のご予約・ネット問診をお済ませください)。

また、当院は24時間ネット予約受付システムを運営しており、いつでもご予約および事前問診が可能です。ご家族の皆様で同じお時間にまとめてご予約していただくことも可能となっております。

ご家族の皆様が同じ時間に予約する方法

③1枚の診察券で全クリニックをご受診いただけます

キャップスクリニックは首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)を中心に小児科・内科のクリニックを運営しています。現在開院しているクリニックは以下となります。

東京都 江戸川区 西葛西北葛西
渋谷区 代官山T-SITE
葛飾区 亀有
墨田区 錦糸町
品川区 東品川武蔵小山
練馬区 光が丘

埼玉県 志木市 志木
越谷市 越谷レイクタウン
千葉県 柏市 柏の葉
神奈川県 川崎市 武蔵小杉

④予防接種、各種健診を毎日実施しています

一般的に、予防接種は乳児健診などは曜日が限定されているクリニックが多い中、キャップスクリニックでは予防接種・健診を毎日実施しています(事前予約が必須)

原則、当院は朝から21時まで診療しておりますので、お忙しい中でもご都合のよいタイミングでご来院いただけます。

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