鼻水は、「鼻の吸引について」で示されているように、温度や湿度を調節したり、異物を外に出すための体の反応ですので、通常でも作られるものですが、あまりにも鼻水や鼻づまりで苦しい場合は、意図的に鼻水を外に出してあげると楽になります。
これが、鼻かみという行為ですが、外来を受診されるお子様をお連れのお母様の中には、意外にも鼻かみは小さいからまだできない、と思い込んでいらっしゃる方や、鼻かみは月齢が立つと自然にできるようになると考えられている方が多いように思われますが、お母様はいかがでしょうか?
実は、意図的な鼻かみは、ちょっとした訓練をすれば、意外に小さい月齢(2歳前後ぐらいから)でもできるのです。
お子様の成長・発達を日頃からよく観察していると、早いお子様で1歳過ぎぐらいから人のまねをする行為が出てきて、2歳前後になるとかなり正確に人のまねをすることをご存知でしょうか。この時期こそが鼻かみ訓練をするチャンスなんです!
では、その月齢以上にあるお子様にどのような訓練をしたら、うまく鼻かみができるかについて説明をしたいと思います。まず、鼻水が鼻の中にあって鼻づまりがある、あるいは鼻水がたれている状況がある時に、お子様と向き合い次のように話してあげながら実践してみてください。
○○ちゃん、あるいは○○くん、ここ触ってみて、ママのここ(鼻の下)は何もついていないね! だけど、○○ちゃん、あるいは○○くんのここは、何かお水みたいなのが付いてきたね!
これが、鼻じじ(鼻水)なんだよ! 鼻じじきれいにして、バイバイバイキンにしようか・・・・・と、
「じゃバイバイバイキンするから、お口を閉じて(口をママの手でつまむようにして)、ふーんとしてみて・・・・
ママが先にするからまねしてね!と言って鼻から息を強く出してみてください
言われていることが理解できる月齢にあるお子様は、1度で言われる通りにできますが、何回か時間をかけてできるお子様もいますので、1回に長い時間をかけて行うのではなく、興味がなくなったらやめ、また次の日に行うという時間をかけて行ってみてください。「今日はがんばったね、明日も練習しようね」と声をかけてあげましょう。
この時、お子様にも鼻息がみえるように、手鏡を鼻の下にかざし、ふーんとした時の鼻息をみせながら、徐々に強くふーんをすることを心がけると効果的なことがあります。
また、入浴時は血行、体循環がよくなるため、鼻水が出やすいので、昼間の訓練を生かして練習をするとよいでしょう。少しでも鼻息が手鏡に出て白くなったり、鼻からふーんができた場合は、しっかりほめてあげましょう!これを繰り返すと、意外にも小さい月齢でも鼻かみができますよ!1度ご家庭で試してみてはいかがでしょうか。
鼻かみ訓練を実際に行ってみたいと思われるお母様は、ぜひ看護師にご相談ください。
キャップスクリニックでは、医師・看護師・医療クラークの皆さまを募集しています!
キャップスクリニックの特長
①365年中無休で朝9時~夜21時まで診療(一部クリニック除く)
キャップスクリニックでは、「標準的な治療」を365日受けることができる「治療提供拠点」を維持し、普及することに努めています。
日々お忙しい中でも安心してご受診いただけるよう、朝9時~21時まで開院しております(一部クリニックを除く)。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆なども休まず診療しておりますので、いつでもご来院ください。
大阪府 | 岸和田市 | 東岸和田 |
---|
②ご家族の皆さまもご一緒に!
小児科でも、お子さまとご一緒にご家族の皆様も診察・予防接種等をお受けいただけます(受診される方全員のご予約・ネット問診をお済ませください)。
※ご症状によっては内科受診をお勧めさせて頂く場合がございます。
また、当院は24時間ネット予約受付システムを運営しており、いつでもご予約および事前問診が可能です。ご家族の皆様で同じお時間にまとめてご予約していただくことも可能となっております。
ご家族の皆様が同じ時間に予約する方法
③1枚の診察券で全クリニックをご受診いただけます
複数クリニックに展開しているキャップスクリニックを、共通の診察券でご受診いただけます。
④予防接種、各種健診を毎日実施しています
一般的に、予防接種は乳児健診などは曜日が限定されているクリニックが多い中、キャップスクリニックでは予防接種・健診を毎日実施しています(事前予約が必須)。
原則、当院は朝から21時まで診療しておりますので、お忙しい中でもご都合のよいタイミングでご来院いただけます。