綿棒浣腸の方法

赤ちゃんが毎日快適に過ごすには1日1回の排便が理想的です。赤ちゃんが便秘でお腹が張って苦しそうであったり、いきんで顔が真っ赤になったり…見ていて心配になってしまいますよね。そんな時、すぐに自宅でできることの中に綿棒浣腸があります。正しい方法で行い、赤ちゃんの便秘を解消してあげましょう。

綿棒浣腸を行うための準備

①大人用綿棒

大人用の綿棒の先端を少しほぐして使用します。赤ちゃん用のベビー綿棒は細くてあまり刺激にならない、硬いため肛門や腸の粘膜を傷つけてしまう恐れがあります。

②ベビーオイル

滑りを良くするため綿棒の先にベビーオイルをつけて挿入します。オイルを使用することで、摩擦で痛がることも防げます。

③新聞紙やおむつ替えシート

綿棒浣腸には即効性があります。何日も排便のない赤ちゃんだと綿棒浣腸の刺激ですぐに排便ということになりかねません。慌てることのないように、出来るだけ赤ちゃんの下に敷いておくと良いでしょう。

④使用後の物を入れるビニール袋、おしり拭き

 

綿棒浣腸をする最適なタイミングは?

赤ちゃんの授乳や食後の30分後が目安です。なぜなら、食後30分後ぐらいに食事による腸の動きが最も活発になるためです。

注意してほしいこと

①頻繁に行わない

1日に何回も繰り返すなど頻繁に行わないことです。必要以上に刺激してしまうと腸の粘膜を傷つけてしまいます。

②赤ちゃんが動かないように足はしっかり抑えて行う

綿棒挿入中に赤ちゃんが動いてしまうと粘膜等を傷つける恐れがあり危険です。

③出血があったら出血量に関わらず中止する

綿棒で粘膜を直接刺激しているため、綿棒が何かの加減で引っかかってしまい綿棒や便に血が少量混じっていることもあります。しかし、実施した当日中に出血が止まれば心配はいりません。この場合は、翌日の綿棒浣腸は控えましょう。もし、出血が翌日まで続く時は医療機関を受診しましょう。

綿棒浣腸を実施してみよう!!

※「綿棒で刺激してから排便まで」の時間には個人差があります。そこで綿棒で刺激する目安としては、薄く綿棒の先端に便の色が付着する程度であることを覚えておきましょう。

綿棒浣腸の手順

手順1

赤ちゃんをリラックスさせた状態で仰向けに寝かせ、足を広げます。綿棒浣腸を行っている最中に赤ちゃんが排尿することもあるため、おしり拭きを被せておくとよいでしょう。

手順2

綿棒にたっぷりベビーオイルを含ませすべりをよくしておきます。

手順3

赤ちゃんの肛門に綿棒の先端(綿球がついているところ)をまっすぐ挿入します。女児の場合、肛門と膣を間違えないように注意しましょう。

手順4

綿棒を挿入したら15~20秒ぐらい肛門の側面をなぞる様に、肛門の穴を広げるように動かします。綿棒を動かしながら時々、左下腹部を軽くマッサージをしてみてください。

手順5

一度綿棒を引き抜き、綿棒の先端に便の色が付着しているか、排便があるか確認しましょう。もしなければ再度行ってみましょう。普段、便秘傾向の赤ちゃんは初めに綿棒の先端を挿入し刺激してみましょう。もし、排便がなければ綿棒の半分の長さ分、肛門から挿入し同様のことを行ってみてもよいでしょう。

綿棒の半分の長さまでは挿入して大丈夫です。

綿棒浣腸は癖になる?

⇒綿棒浣腸は癖になりません。

赤ちゃんにとって毎日綿棒浣腸し排便させることは、排便リズムが身に付き、その結果赤ちゃんの便秘解消につながります。だから、安心して綿棒浣腸を行ってみてくださいご不明な点がありましたら、スタッフにご質問下さい。

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